クール系デンドロビウム Dendrobium leucocyanum ③
前回の記事から、約一か月後の成長になり
ます。
管理の仕方は変わらず、風通しの良い木
陰で育てています。
この写真は、画像の真ん中あたりの新芽
の成長を見ています。
水苔に埋もれた、古いバルブの上部分の
節から発生した、新芽になります。
当初は花芽か、葉芽か分かりませんでした。
現在は、ある程度成長し、蕾みたいな組
織も見当たらないため、私は葉芽だと確信
しています。
これから先、もっと成長し、次の葉芽が
根元から出てくれば、確実に葉芽だと言い
きれると思います。
次にお見せするのは、元々の主枝にあた
る部分の成長です。
上から順に、正面から新芽を見て、真
上、正面、右から、左から、の視点になり
ます。
Dendrobium leucocyanum(デンドロビウ
ム リューコシアナム)は匍匐(ほふく)しな
がら、左右交互に新芽を展開して成長しま
す。
基本、新芽はこの様に、旧バルブの根元
から、発生します。
今回は嬉しいことに左右ともに新芽が発
生しましたヾ(*’O’*)/
通常、新芽は左右の片側だけに発生しま
すので、これは脇芽ということなります。
主枝が2本に分かれたので、芽の数が倍
になり、これからの成長にますます期待が
持てますねヽ(´ー`)ノ♪
さ・ら・に、お気づきの方、いらっしゃ
ると思いますが、正面の写真…
( ゚д゚ )彡そう!なんと、花芽が付きまし
た!
栽培を始めて半年、6か月です。
通常は、秋から冬に花をつけるらしいの
で、ちょっと気持ち早いなと思いました。
それでも、成長がゆっくりとしているの
で、開花するのは、秋頃にぴったんこカン
カンです♪ヽ(・ˇ∀ˇ・ゞ)笑
私の私感ですが、これまで成長スピード
を落とさず、花芽や新芽を付けてくれた要
因のひとつとして、夜温を低くしたことが
挙げられると思います。
私達、人間も就寝時の温度が高いと、寝
苦しくて、寝付きが悪かったり、睡眠の質
が悪くなり、疲れがとれないことがあると
思います。
植物でも同じで、日中に光合成で貯めた
エネルギーも、夜温が高いと呼吸として消
費されてしまい、効率よく成長できませ
ん。
このように木陰と言っても、対象とする
植物が隠れる程度、本当に小陰で良いので
す。
私は日中、屋外の木陰で管理し、夜間は
クーラーの効いた室内で管理しています。
そのことが良かったのでは、と私は考え
ています。
あと考えられる要因としては、適切な肥
料を施していたことだと思います。
次回は私が育てている洋ランの肥料につ
いて書いていきたいと思います。
開花についても、追って記事にしていき
ますね。
それではまた(*>_<*)ノ