ハエトリソウの調子が悪い時に、したら良いコト
ハエトリソウに限らずですが、植物はとても正直です。
日光が足りなければ、草体は小さく貧弱になります。
水が足りなければしおれ、いずれは枯れてしまいます。
つまり、植物は周りの環境に強く依存しています。
それは、なぜだと思いますか?
そう、植物は自分で移動することが出来ないからです。
だから、適地生存でその土地固有の植物が存在するのです。
ハエトリソウも、しばしば、環境により調子を崩すことがあります。
展開していく葉が小さくなったり、葉の展開スピードが遅くなった気がする時は、日照時間、場所を変えてみたりします。
今は夏に向かってますので、半日半日陰、または遮光ネットで50%で遮光して、管理すると良いと思います。
それでも、回復しない場合は根の状態を疑った方が良いです。
状態の良くない株の根を見ると、根の数も長さも少ないことが多いです。
出来るだけ早目に、植え替えすることをおすすめいたします。
水苔やピートモス、または、鹿沼土等の砂利系用土も経年劣化します。
経年劣化とは、時間が経つにつれ、品質が劣化していくことです。
すると何がダメになるかと言うと、孔隙が段々と少なくなり、植物の根の成長に好ましくない状態が起きます。
孔隙は簡単に言うと、隙間のことを言います。
用土に適度な、孔隙=隙間が存在することで、酸素、水分、肥料分を含んだり保持したりすることができます。
それにより、用土に保持されている酸素、水分、肥料分を植物は根から吸収できるのです。
私も今年、調子の悪い株があり、植え替えてみると、2週間ほどで、状態を持ち直すことが出来ました!
ここで、必ず注意して欲しいのは、植え替えた植物は最低、一週間は日陰で管理するということです。
植え替えたばかりの植物の根は、少なからず、植え替えで根にダメージを負っているからです。
また、ハエトリソウの病気で炭疽病や灰色カビ病みたいな症状が原因で、患部から黒ずんで枯れることがあります。
私はいわゆる、農薬的なものはあまり使いません。
それよりも、風通しを優先して管理します。
すると、あくまで私の場合ですがほとんど、症状は止まります。
私がハエトリソウが調子を崩した時にするコトを要約すると、
☆日照の強さと日照時間を調整する。
☆用土の植え傷みが疑われる時は、早目に植え替えする。
☆風通し良く管理する。
です。
もし、皆さんのハエトリソウが調子を崩すコトがあったら、試してみてください。
それではまたヾ(๑╹◡╹)ノ"