ハエトリソウの水やりを楽にする方法
ハエトリソウは湿地帯に生えている食虫植物です。
ですので、育てる時にも、鉢内の用土は湿り気がある方が好ましいのです。
特にこれからは、夏に向かって、まだまだ日中の気温は上がっていくことでしょう。
近年、温暖化も顕著ですよね。
植物を枯らす原因として多いものが、水切れで枯らすことです。
水切れとは、鉢内の水分が全く無くなり、植物が根から水分を吸収することが出来ず、枯れてしまうことを言います。
水切れを別の言い方で、ドライアウトと言ったりもしますね。
水分を完全に失って乾燥、または過熱状態になることを言うようです。
ハエトリソウの価格は安い場合は500円から、姿形が珍しいものだと5000前後、海外のナーセリーの場合、1万円くらいの値段で購入したりもしますよね。
せっかく、欲しいハエトリソウを買ったのだから、簡単に枯らしたくないと私も思うものです。
ハエトリソウの種類が増えたり、毎日の仕事や家事の合間で、頻繁に水やりを行うのは、少し難しい感じがします。
私も、朝、仕事に行き、夕方に帰宅してからハエトリソウの様子を見ています。
たまに、暑い日が続くと「ハエトリソウの土、大丈夫かなー、まさか、カラカラに乾いてないよなー。」と心配でした。
私は水やりの心配から、水やりの頻度を下げ、もっと、楽に管理出来ないかと考えました。
答えは腰水にありました!
皆さんも、お気づきの方もいらっしゃると思いますかが、腰水とは実は…
農業の専門的な言い方に直すと、底面給水と言えるのです。
読んで字のごとく、鉢の下から水を供給する管理のことを意味します。
私はハエトリソウの種類が増えたので、まとめて、水やりするために大きな浅い容器を用いることにしました。
その容器がこれです↓
私は、その頃、ホームセンターで探して買いましたが、ネット通販でも探したらありました。
この容器に水を注ぎ、鉢を浸すようにしてから、不注意で水切れを起こすことは無くなりました!
また、水切れを起こす心配が無いので、安心して過ごせます。
耐久性もあるようで、現在で使用3年目になりますが、劣化など見られません。
ただ、気を付けたいのは、この容器、黒色なんです。
( ゚д゚ )彡そう!熱を吸収して温まり易いので、真夏の直射日光の元で1日中、当てるのは良くありません。
温まった腰水では、ハエトリソウの鉢内は蒸れて、根を痛めてしまいます。
対策としては、半日は日光が当たり、半日は日陰になる場所でハエトリソウを管理するか、
遮光と言って、日光を遮れば問題ないです。
この記事が、少しでも皆様の参考になれば、幸いです。
それではまた(*>_<*)ノ